第2246回 金の切れ目は縁の切れ目
- 2015/09/04
- 08:11
お金の流れがわかると本当の世界が見えてくる。 人は嘘をつくがお金は嘘をつかない
■日本人が知らない世界の「お金」の流れ http://is.gd/59VpbM
緊急出版!「中国壊滅」 昨年8月のヤバイ中国から一年 中国バブルは崩壊した。これから中国はどこに向かうのか そして、日本はどうすべきなのか
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★中国の改革 経済の自由化は経済以外の物の自由化を必然的に伴うわけです。経済を自由化させるということは、情報や人モノ金の規制撤廃を意味し、現在のような情報隠匿や人権弾圧が出来ない環境を作ることを意味します。今回の天津爆発も、この事故が外国人が多い天津で起き、外国企業にも膨大な損失が発生したため隠ぺいが出来なかったともいえるわけです。
自由化が進むという事は、中国共産党の弱体化を意味するものにもなるわけです。武力による弾圧が出来なくなるわけで、民衆を強権的に押さえつけることができなくなるわけで、民主化運動などが盛んになり、下剋上の原因にもなるのですね。独裁状態にある権力者にとってはこれは自分の地位を危うくすることでもあるのです。
なぜ、中国がこれまで自由化路線を取ってきたかといえば、自由化によるメリットがデメリットを上回ったからであり、自由化により共産党幹部など権力層が大きな利益を得てきたからにすぎません。また、全体的な経済力強化は中国という国家の国際影響力
強化にもつながり、権力者にとって、これは自らの地位上昇を意味しました。
今中国に起きている変化は、これがマイナス局面に転じた時どうなるかという実例とも言えます。周辺国は中国の経済発展を歓迎していました。その理由は、中国の発展が自国の利益につながったからであり、金融面や産業面などで大きな利益になったからであるといえます。世界は中国を利用して儲けてきた側面があり、新興国も中国の金に頼ってきた側面がある。その代表格がBRICS銀行やAIIBになるのだと思います。
しかし、金を中心にした関係は「金の切れ目は縁の切れ目」つづきはメルマガ■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
■UPDATE 2-中国人民銀、外為取引の準備金義務化は全デリバティブ対象=文書
http://jp.reuters.com/article/2015/09/02/idJPL4N11833B20150902
■中国、国有資産管理に関する改革を加速へ=財政省
http://jp.reuters.com/article/2015/09/02/idJPT9N0ZQ01W20150902
■中国、株価指数先物の投機抑制を強化 証拠金引き上げ
http://is.gd/kMWpvO
■中国の証券9社、株式購入資金300億元超を追加拠出=国内紙
http://is.gd/TKHg7K
■中国経済、整然と変化することを期待=ラガルドIMF専務理事
http://jp.reuters.com/article/2015/09/02/imf-china-idJPL4N1183IQ20150902
★昨日の市況★
■東京マーケット・サマリー・最終(2日)
http://jp.reuters.com/article/2015/09/02/idJPL4N11817K20150902
■UPDATE 3-アジア株式市場サマリー(2日)
http://jp.reuters.com/article/2015/09/02/idJPL4N1182ZZ20150902
■欧州株式市場サマリー(2日)
http://jp.reuters.com/article/2015/09/02/idJPL4N1184SJ20150902
■米国株式市場サマリー(2日)
http://jp.reuters.com/article/2015/09/02/idJPL4N11824C20150902
「出典 記載なきものロイター」
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