第2045回 KAIZEN
- 2014/10/31
- 07:35
雑誌新創刊 Biz JAPAN 更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★11月4日が米国中間選挙 現在のところ共和党が上下院を制するという予測が強い。この場合、オバマ政権はさらにレームダック化することになる。また、どちらが勝っても、1月の議会召喚までは、議会は機能不全に陥り、議会審議は事実上ストップすることになる。ISIS問題、エボラ問題など国際的な懸案が山積みの中で、議会が動かなくなることは望ましいとは...
第2044回 QE終了
- 2014/10/30
- 07:36
雑誌新創刊 Biz JAPAN 更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★米国がQEを予定通り終了した。しかし、超低金利は中長期で継続するとしている。米国の経済、不動産価格も上昇に転じており、各種の指標も改善を示唆している。しかし、雇用市場などには正規労働者市場の崩壊による余波がまだまだ存在すると言われており、この改善が急務となる。失業率データには雇用を諦めた人やパートなどでも働いている人が含まれていない...
第2043回 チャイナバブル
- 2014/10/29
- 07:26
雑誌新創刊 Biz JAPAN 更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★チャイナバブル問題 不動産取引の不調と融資の減少という形でバブル崩壊が表面化しだしました。そして、これは不良債権の増加を意味し、不動産開発を中心としたシャドーバンキングの破綻を意味します。最大の問題は中央政府がこのようなシャドーバンキングを正確に把握していないことであり、把握に向けてやっと動き出しました。しかし、この把握作業でも保...
第2042回 銀行の未来
- 2014/10/28
- 07:49
雑誌新創刊 Biz JAPAN 更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★ストレステスト公表により、銀行株市場に変動が生じ始めている。当然ではあるが不合格とされた銀行株は売られ、合格判定を受けた銀行の株は買われる結果になっている。そして、一番の焦点になっているのがイタリアモンテバスキである。イタリア当局はモンテバスキの暴落を受けて、株式空売りを禁じ、売りつぶしを抑制した。ヘッジファンドなどの一番の稼ぎ頭...
第2041回 ストレステスト結果発表
- 2014/10/27
- 07:32
雑誌新創刊 Biz JAPAN 更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★ストレステスト終了 ほぼ予想どおりとなった。PIIGS危機の影響も改善できておらず、PIIGS関連国の資本不足が目立つ結果になった。そして、まだ13行が資本不足を解消できておらず、どのように解決するかが焦点となる。また、今回のストレステストにはLIBOR問題など将来の巨額の係争解決費用が含まれていないものと思われ、このステレステストだけで銀行不...
第2040回 規制と時間
- 2014/10/24
- 07:35
雑誌新創刊 Biz JAPAN 更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★欧米のストレステストと金融規制強化 これはリーマンショックのようなリスクを軽減することになるが、金融市場全体の資金規模を低下させ、市場の下落要因にもなる。規制が強化されれば、当然銀行はデレバレッジを進め、運用資金規模を縮小させる。また、ハイリスク先への投資を控え、それが実体経済の悪化も招くわけである。特に欧州のように銀行危機から脱...
第2039回 憶測報道
- 2014/10/23
- 07:56
雑誌新創刊 Biz JAPAN 更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★25日の欧州ストレステスト公表を前にして、様々な憶測報道が飛び交っている。不合格行が出るのは想定内であるが、それがどこであるのか、そして、その規模に関してはまだまだ未定であり、噂が飛び交う原因でもある。また、不合格になった場合の対応も不明確な部分があり、これが市場の不安原因になっている。しかし、逆に言えば不合格行が多ければ多いほどス...
第2038回 ヤバイ欧州 ヤバイ中国
- 2014/10/22
- 06:48

更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★ドイツなどの強い主張により緊縮政策をとってきた欧州とECBここに来て、やっと量的緩和など緩和方向の動きを強めている。唯一好調だったドイツの経済も陰りが見えており、これが緩和方向の動きを進める要因になったのだと思われる。また、G20などでも米国やIMFから積極的な対応を求められており、これも動き出す要因になったと思われる。しかし、あまりにも対応が遅すぎると言わざ...
第2037回 増税判断
- 2014/10/21
- 05:27
更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★消費税増税を巡る議論 国内でも消費税増税反対の声が強まり、政権内部からも延期の声が出始めている。女性閣僚2名の辞任もあり、支持率低下も懸念され、これが消費税増税延期を支える形になっている。また、公明党から消費税判断とは別にしても、景気対策が必要との声も出始めており、臨時国会で何らかの対応が取られる可能性が高い。 まず、第一の焦点は10日からのAPEC、15日のG...
第2036回 調整
- 2014/10/20
- 07:57
更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★前週の株価不調 その理由と見方は様々であるが、エボラを含む様々なリスクを織り込みながら、最高値圏からの調整の側面が強いと思われる。問題はこれが継続するかであり、これを改善するのには一定の政治的対応が必要であると思われる。26日に行われる欧州のストレステスト公表とその後の対応も注目が集まっている。このストレステストであるが、まだまだ甘いという意見も強く、...