第2023回 PIMCO
- 2014/09/30
- 06:30
更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★PIMCOの顔であり「債権王」と呼ばれたグロース氏の退社をうけて、市場に大きな反応が出ている。PIMCOの業績が悪化する中での経営をめぐる内部対立が原因だが、市場には彼の信者とも言えるユーザーが多数おり、この離脱がPIMCOとその親会社であるアリアンツグループに影を投げかけている。 PIMCOといえば、サブプライム危機の中で、新自由主義を主張するシカゴ学派の隆盛により忘...
第2022回 110円の壁
- 2014/09/29
- 06:05
更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★欧州ではストレステスト公表の準備が進みます。公表前のうわさなどによる使用の混乱を防ぐ方策もとられ始めました。また、ストレステスト公表による銀行の信用不安発生を防ぐ方策もとられるでしょう。しかし、発表前からストレステストの基準が甘いのではないかという指摘もあり、金融危機からの脱却はまだ終わりません。銀行監督が一本化前に資本増強を行い、健全な形にしてこれを...
第2021回 虚偽取引
- 2014/09/26
- 07:41
更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★中国の虚偽貿易取引 摘発だけで1兆円 これは氷山の一角でしょう。そして、これは貿易額にも大きな影響を与えます。特に香港と中国間でこのような取引が行われていると言われており、一昨年のエコノミストサミットでも北京大学の教授がこれを認めておりました。「ものは動いていないのにお金が動く」一種のマネーロンダリングであり、このような取引が中国の実体を見えなくしてい...
第2020回 中国の内部対立
- 2014/09/25
- 05:21
更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★チャイナバブル問題 人民銀行総裁解任の噂が出てきました。経済金融政策で対立する北京の李克強と上海の習近平 グローバル化を促進したい北京と計画経済回帰を狙う上海 この対立が経済金融政策の不整合を生んでいます。今回の話は人民銀行総裁を自らに近い人材に変えたい習近平の意向とされており、内部の対立が激化する可能性が指摘されています。 チャイナバブル崩壊 グロー...
第2019回 祭りの後と中国バブル
- 2014/09/24
- 07:45
更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★サンケイビジネスアイコラム 為替変動の本質を解き明かす リスクの拡大…すなわちドル高要因 http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140922/eca1409220500001-n1.htm★スコットランド独立に絡むお祭り騒ぎが終わり、中国のバブル崩壊問題が表面化してきた。中国中鋼集団(sinosteelグループ)が実質的な債務不履行状態になっていることが報道され、国家による救済が行われるのではない...
第2018回 スコットランド独立否認 G20
- 2014/09/21
- 20:33
更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★先週はFOMC、スコットランド独立投票、G20と大きなイベントが重なった週でしたが、何とか大方の予想内で収まったといえるのではないでしょうか、ただし、円はFOMC、スコットランド独立投票などを受けて大きく円安に動いています。また、G20で為替に対する表明が出されなかったため、この円安傾向は継続する可能性が高いといってよいのでしょう。 為替の動きですが、...
第2017回 スコットランド投票
- 2014/09/19
- 06:57
更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★さて、本日の注目はスコットランドの独立投票となります。日本時間午後3時頃には判明する予定になっています。直前の世論調査では、独立反対派が勝利するとの結果が複数の世論調査会社から出されており、これを受けて、市場は独立反対派勝利を全体とした動きとなりました。しかし、その差は誤差の範囲内であり、まだどうなるか決まったわけではありません。まだまだ注意が必要でし...
第2016回 FOMC
- 2014/09/18
- 06:34
更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★米国FOMC ゼロ金利政策の維持に関しての時期が議論となっていたFOMC 当面は現状維持の方針が出され、ハト派とタカ派の戦いはハト派の勝利となった。雇用に対する味方も労働市場全体がシュリンクしており、雇用状況の改善はまだまだという判断が優勢だったということなのだろう。早期の利上げに踏み切るのではないかという懸念があったが、ハト派のイエレンの意向が反映されたとい...
第2015回 ルサンチマン
- 2014/09/17
- 06:02
更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★スコットランド独立問題 ビジネスジャーナルへの寄稿です。スコットランド独立で英国崩壊?英国政府は威嚇、スコットランドポンド消滅の可能性http://biz-journal.jp/2014/09/post_6047.html スコットランド独立にゆれる欧州ですが、この問題の根底にはユーロバブル崩壊と金融危機以降の景気の悪化があるのだと思います。そして、経済の弱体化に伴う各国政府のハンドリングの弱体...
第2014回 激動の一週間
- 2014/09/15
- 15:06
更に増刷 5刷決定 ヤバイ中国ご注文はここから★今週は大きなイベントが続きます。まずは16日17日に開かれる米国の金融政策決定会合であるFOMC ここでは利上げの時期をめぐる議論に一つの回答が出ることになります。順調に回復しているようにみえる米国雇用市場と景気 しかし、この雇用指標は就職を諦めた人が含まれておらず、正規から非正規に転落した人が含まれているため、雇用の指標としての信頼性が低下したと言う意見...