第1858回 春節
- 2014/01/31
- 07:37
★新刊 徳間書店 これからシリーズ第二弾これから日本と世界経済に起こる7つの大激変 http://is.gd/o6bOYY★本日春節(旧正月)となる。これに伴いアジア市場は休場となる市場が多い。昨日の市場を見る限り、米国テーパリングの拡大の影響は今のところそれほど大きくは出ていない。昨日は長期の休場に合わせたポジション精算が行われたものと思われるが、下落幅は限定的であったといえる。 米国のテーパリング FOMCは比較的強...
第1857回 FOMC さらなる量的緩和縮小
- 2014/01/30
- 06:51
★新刊 徳間書店 これからシリーズ第二弾これから日本と世界経済に起こる7つの大激変 http://is.gd/o6bOYY★FOMC さらなるテーパリングを進めることになりました。新興国市場を中心としたキャピタルフライトとそれに伴う通貨下落が大きな問題となりつつありますが、さらにこれが進む可能性があります。そのため、通貨量減少によるドル高円安ではなく、リスク回避のための円買いによる円高に動いてる。★通貨の価値を決めるのは ...
第1856回 中国統計の嘘
- 2014/01/29
- 07:07
★本日のフジサンケイ・ビジネスアイ 一面コラムを担当しています。新刊 徳間書店 これからシリーズ第二弾これから日本と世界経済に起こる7つの大激変 http://is.gd/o6bOYY★統計のマジック 中国と香港の貿易統計は別立てです。日本と香港の貿易統計は日本側の大幅黒字 日本と中国の貿易統計は日本側の大幅赤字となっています。何故このようなことが起きるかといえば、日本からの輸出は税金の低い香港経由で中国へ 中国から...
第1855回 中国理財商品 1月末のデフォルト回避へ
- 2014/01/28
- 07:39
徳間書店 これからシリーズ第二弾これから日本と世界経済に起こる7つの大激変 http://is.gd/o6bOYY★1月末償還を迎える中国の理財商品 とりあえずデフォルトは避けられた模様 しかし、実質的な損失補てんであり、銀行や政府がいつまでも損失補てんを継続できるわけではない。総額171兆円の理財商品市場 どこかがデフォルトすれば他の商品にもリスクが及ぶ。これをどのように火消するかが大きな焦点となっている。★中国の指標...
第1854回 中国版サブプライム
- 2014/01/27
- 04:40
■アマゾンキャンペーン第二弾 本日限りhttp://www.maroon.dti.ne.jp/tokuten/watanabe/■『これから日本と世界経済に起こる7つの大激変』渡邉哲也著http://sankei.jp.msn.com/life/news/140125/bks14012509000004-n1.htm徳間書店 これからシリーズ第二弾これから日本と世界経済に起こる7つの大激変 http://is.gd/o6bOYY★米国のテーパリング テーパリングによりドルの資金量が減少する。その結果として、新興国からのキャピタ...
第1853回 中国シャドーバンキングと国際金融のトリレンマ
- 2014/01/24
- 04:17
全国紀伊國屋経済部門 週間2位 アマゾン経済学経済事情分野1位獲得徳間書店 これからシリーズ第二弾これから日本と世界経済に起こる7つの大激変 http://is.gd/o6bOYY★中国シャドーバンキング問題 中国では銀行が理財商品という私募債(ファンド)を販売してきた。この商品は基本無保証であるが、地方政府などが関与しており、暗黙の補償が存在すると考えられてきた。このような商品の扱いをどのようにするかこれが大きな問...
第1851回 欧州銀行問題
- 2014/01/23
- 05:23
全国紀伊國屋経済部門 週間2位 アマゾン経済学経済事情分野1位獲得徳間書店 これからシリーズ第二弾これから日本と世界経済に起こる7つの大激変 http://is.gd/o6bOYY★本年行われる欧州ストレステストに向けて、様々なポジショントークが出始めている。欧州のストレステスト、これまで何度か行われているが、その設定条件の甘さなどから信頼性を失ってしまっていた。しかし、今回はこの批判と銀行監督一本化を受けて、設定条...
第1850回 ユニバーサルバンク
- 2014/01/22
- 07:20
全国紀伊國屋経済部門 週間2位 アマゾン経済学経済事情分野1位獲得徳間書店 これからシリーズ第二弾これから日本と世界経済に起こる7つの大激変 http://is.gd/o6bOYY★欧州の銀行モデル 欧州の銀行モデルの特徴はユニバーサルバンクであることである。つまり、銀行と証券の垣根がなく、金融事業を一つの事業体が行っているわけである。 米国では先の世界恐慌の反省から、グラス・スティーガル法が制定され、銀行と証券会社...
第1849回 先延ばしの代償
- 2014/01/21
- 05:35
全国紀伊國屋経済部門 週間2位 アマゾン経済学経済事情分野1位獲得徳間書店 これからシリーズ第二弾これから日本と世界経済に起こる7つの大激変 http://is.gd/o6bOYY★欧州の銀行ストレステストを前にして、銀行の資本不足の試算が出始めた。不動産バブル崩壊とソブリンショックに苦しむ欧州 ここに来て含み損の問題が表面化してきたといえる。本来、銀行危機などが発生した場合、積極的な量的緩和と銀行などへの資本注入に...
第1848回 金融規制と資金量
- 2014/01/20
- 07:59
全国紀伊國屋経済部門1位 アマゾン経済学経済事情分野1位獲得徳間書店 これからシリーズ第二弾これから日本と世界経済に起こる7つの大激変 http://is.gd/o6bOYY★米国に次いで、欧州でも自己勘定取引の禁止が行われる見通しとなっている。大きすぎて潰せない銀行問題 これはG20などの国際会議の場でも何度も問題となり、国際連携による規制は大きな目標となってきた。緩やかではあるが、この動きは少しづつ進んでゆくものと思...