第1432回 日銀の量的緩和 市場の冷ややかな評価
- 2012/04/29
- 19:47
■チャンネル桜 【渡邉哲也】欧州危機は終わっていない[桜H24/4/24] http://is.gd/sFp6v5 youtube http://is.gd/hR3Zks ニコニコ■配信開始 チャンネルAJER「偉大なる民主党」 その1http://is.gd/s2kqSB 12分 その2 http://is.gd/TRJzPX 13分★GW中の更新のご案内 ゴールデンウィークに伴い市場が休場となります。ブログも市場に合わせた更新となります。何卒、ご了承ください。 1日 お休みいたします。 2日3日 通常更...
第1431回 世界の変調
- 2012/04/27
- 07:42
■チャンネル桜 【渡邉哲也】欧州危機は終わっていない[桜H24/4/24] http://is.gd/sFp6v5 youtube http://is.gd/hR3Zks ニコニコ■配信開始 チャンネルAJER「偉大なる民主党」 その1http://is.gd/s2kqSB 12分 その2 http://is.gd/TRJzPX 13分 フランス大統領選挙 サルコジ氏は右派勢力の取り込みを目指し、大きく方針を変更し始めている。ドイツとともにユーロの一体化、欧州との調和を掲げてきたサルコジであるが、ユーロ離脱...
第1430回 資源インフレとスタグフレーション
- 2012/04/26
- 08:30
■チャンネル桜 【渡邉哲也】欧州危機は終わっていない[桜H24/4/24] http://is.gd/sFp6v5 youtube http://is.gd/hR3Zks ニコニコ オランダの政権崩壊とフランス大統領選の結果を受けて、ドイツのメルケルの緊縮路線に大きなかげりが見えている。緊縮が景気の妨げになるのは間違いなく、年金や社会保障のカットは国民の不満を誘発させる。当然、その批判は政府与党に向かい、それが政権交代ドミノを引き起こす。 ドイツの緊縮政策...
第1429回 縮小再生産と政権交代ドミノ
- 2012/04/25
- 08:19
厳しい財政削減を他国に求め、自国もそれを実践してきた欧州の中核国、その一角であったオランダも政権が崩壊、フランスもサルコジの再選が危機的状況になっている。 ドイツにとって、フランス、オランダは盟友であり、ドイツのユーロ圏における指導力を支えてきた国であった。しかし、歳出削減に対して、フランス、オランダの国民はノーを突きつけたといえる。 ★3%ルール★ 欧州の基本的なルールとして、3%ルールというも...
第1428回 政権交代ドミノにオランダ参戦 スペインの飛ばし
- 2012/04/24
- 07:09
■本日のチャンネル桜 スカパー217ch(無料放送) 桜プロジェクト http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1520 20時から21時30分 欧州経済危機特集を予定しています。 私が25分間 欧州経済危機の現在と仕組みについて解説します。 オランダの政権が崩壊する見込みとなった。緊縮予算が国会を通過しない見通しとなったためで、総選挙が行われることになる。 政権交代ドミノ、金融危機により与党への国民の風...
第1427回 フランス大統領選挙 G20の意味と成果
- 2012/04/23
- 06:19
フランス大統領選挙、サルコジ氏とオランド氏の2名による決選投票が行われる見込みとなった。現在のところ、票差は1%程度であり、極右の国民戦線の票の行方が決選投票の結果を左右するものとなっている。世論調査では、二人の決選投票の場合、オランド有利といわれているが、国民戦線のルペン氏がどちらを支持するかで、選挙結果が大きく変化する可能性も残されている。ルペン氏は強く格差是正を訴えており、政策方針ではオラン...
第1426回 フランス大統領選挙
- 2012/04/20
- 04:53
22日に第一回投票が行われるフランス大統領選挙 現職のサルコジの苦戦が伝えられている。フランスの大統領選挙は、第一回投票で過半数が取れない場合、上位2名で決選投票が行われる仕組みとなっている。 サルコジの対抗馬であるオランド候補は、左派的政策を打ち出し、激しい金融と大企業叩きを行なっている。そして、オランド候補が勝利した場合、フランスの財政健全化は後退し、銀行や大企業への規制や課税が厳しくなるとい...
第1425回 飛ばしの限界 不良債権の表面化
- 2012/04/19
- 06:59
リーマン・ショックのあった2008年8月 欧州の採用する国際会計基準は、債権の評価方法を変更し、『満期目的の債権は取得原価ベースで計上できるようにした』つまり、部分的ではあるが時価評価を放棄したのだ。 結果、欧州の銀行は、自己の保有する債権を再分類して、多くの債権を満期目的へと変更した。その結果、市場での評価と銀行のバランスシート上の評価に大きな乖離が生まれることになった。 そして、しばらくしてリー...
第1424回 G20に向けて 強まるパワーゲーム
- 2012/04/18
- 06:29
20日のG20に向けて、世界各国のパワーゲームは強まっている。ドイツを中心とした欧州はIMFの能力拡大を求めており、米国はそれに反対する立場を崩していない。この件に関しては、米国の主張は正しい。本来、IMFとは通貨危機に陥った国に対して、国債決済のためのドルを貸し出す国際機関であり、新興国を中心に経済的に未熟な国を対象としたものである。今回の救済対象は、ユーロ圏諸国となっており、ユーロを発行すれば済む話であ...
第1423回 スペインのSOS サルコジの危機
- 2012/04/17
- 08:19
ECBは昨年12月と2月の2度に渡り、合計1兆ユーロ(約100兆円)にも及ぶ大規模な3年もの資金供給を行った。そして、これまで行なってきた国債の買い入れを停止した。 しかし、100兆円の効果はすでに消え、再びスペインやイタリアなど高債務国の国債金利が過去最高水準まで上昇している。ユーロ圏の国債金利に関しては7%が臨界点と言われており、スペインの調達金利は7%にまで後わすかなところまで上昇している。...